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西会津に行ってきた!(①コミュニティーバスのこと)
絶不調の昨年から ようやくエンジンもかかりはじめ、
7月の個展に向けて気合いを入れるべく 西会津へ小旅行に行ってきた。

友人の「スーさん」が「西会津国際芸術村」と言う所で新プロジェクトを模索中と言うことで
思い切ってのぞきに行かせてもらうことにしたのだ。
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コミュニティーバスを降りると、みどりの匂いがした…
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「ああ。。。なんてきれいな空気なんだろう…」
そこは、深山の隠れ里そのもので、山からあふれる天然の資源、何代も続いてきた美しい田んぼ、古い落ち着いた農家… ほんとに本当に美しく…
「いつか「日本」が終わってしまっても、ここだけはこのまま暮らして行けるなあ…」
そんな気持ちがググッと湧いてきて、そして、今のいわきと比べると、なんだか泣きたい様な気持ちになってしまうような、いとおしい汚れなき土地だった。
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書きたい事が多すぎてどこから書いたら良いやら… 
現役世代はみな出稼ぎに出てしまい、お盆くらいしか帰って来れない。
でも、この過疎化した村々は、地域で独立できている。。おとぎ話の桃源郷のような…。 
自然と一体化した深い文化を持つ強いコミュニティーなのだ。。
いや、住んでいない旅行者の妄想なのですが、、でも。

まずはコミュニティーバスの様子で、西会津に行った喜びが伝わるかもしれない。。

西会津で一番大きな駅「野沢」は電化されていないのでディーゼルがやってくる平屋のかわいらしい駅で、充実した花壇がゆったりと落ち着いた時間の流れを表すようだった。
一団の高校生のあとから、花壇に見とれながら改札口へ行くと、老眼鏡をオシャレにかけた御夫人がにこやかにこちらを見ているので、一瞬「きれいな庭のお宅におじゃました」ような錯覚におちいる。女性二人が駅員さんをしていて、とてもいい感じ。
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大荷物を引きずってキョロキョロ頼りなく急ぐ私たちを見つけて、向かいのバスターミナルの人たちが「大丈夫。ゆっくりね。」と至っておおらかな空気を送ってくれる。

朝昼夕に数本、スクールバスサイズの集落循環バス。予約式で、1時間前に電話すると微妙にコースを変えたりしながら拾ってくれる方式らしい。
入り口の席にいたおじいさんが 大荷物の私たちに席を譲って、ヒョイと後ろのおじいさんの隣に移動。喜ぶ私たちに「はいよ♪」と軽く会釈して後ろの席で世間話をはじめる。 
高校の前から幾人かの高校生が挨拶しながら乗ってくる。
運転手さんが「…?」と言う様子で会社に無線。
「○○ちゃん何か連絡ありましたかー?」 
「では停留所に見かけないので出発しますー。」こんな感じ。
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スーさんのことはバス会社の人は既にみな知っているそうだ。 私はどこから見ても芸術村のお客さんと言うことになりそうだ。
おじいさん達の世間話に女子高生も加わる。何か内輪な話で内容は分からなかったけれど、小さなバスの中は なんと言うか、カマクラの中のような 暖かく丸め込まれるような雰囲気で満たされて行く。
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行く手に飯豊連峰が現れる…
「いいで」がこういう字とは知らなかったけれど、まさしく瑞々しいフクフクした植物がこの地方特有の風景を作っていて、山菜好きの私の目には、そこら中がおいしい「飯」に満ちて見える。
西会津の村々は「山間の谷の村」ではない。
懐の広い山すそ、ふくよかな森の間に、「細長い小さな高原」が 点々と散らばっている形で、日当りのよい印象だ。
どこの家も様々な花を 見た事も無いような大株に育てていて、大きな土地と大きな時間にうっとりする。

バスは村をめぐり、おじいさん達も「じゃ、またね。」と手を振って家の前で降りて行く。

免許皆伝のお年寄りが主流の山村地域が「西会津」と言う名前でまとまっている。だから、山村に合ったスタイルが採用される。 いわきの山村地域にこのコミュニティーバスがあったらほんとに便利なのだけど。。
排気ガスで汚れていない、車社会ではない村が(ぎりぎり)成り立ってる秘密…
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さて、やっと学校に到着するのですが、この続きはまた次回。。。^^;
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by sooko123 | 2013-06-19 19:27
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